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調査コードネーム:混浴露天風呂を探せ! 執筆ライター :遠野藍子 【オープニング】 【 共通ノベル 】 【 個別ノベル 】 |
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![]() 高峰沙耶の所有するという蓬莱館なる温泉宿。 高峰の招待だけあって、どことなく何か匂うような気もするが、久しぶりの休暇な のだから、当分温泉は結構ですというくらい堪能してやろうという意気込みでやって 来た碇麗香。 取りあえず、一通り温泉と料理を楽しんで待ったりしていたのだが、ちょっと気に なる噂を小耳に挟んだらしい。 「ねぇ、ちょっと噂で聞いたんだけれど……」 この蓬莱館自体が秘湯であるのだが、さらに隠れた秘湯があるという。 麗香に尋ねられた蓬莱は、全く気にしない様子で、 「えぇ、ありますよ。混浴露天風呂」 とあっさりと答えた。 「私、ここのお風呂は一通り試したけれど、露天風呂はあったけれど混浴らしきもの はなかったような気がするんだけど?」 「混浴用の露天風呂は“隠し湯”になってるんです」 首を傾げる麗香に、さらになんでもないことの様に蓬莱は説明する。 「隠し湯はここからこの敷地から少し離れたところにあるんですよ。森の中なので、 サルとかタヌキとかの動物と一緒に入れるんです」 大きさ自体は2〜3人が入るといっぱいいっぱいの広さなので一般客にその場所は 公開していないと言う。 「でも、場所自体はこの蓬莱館と一緒で高峰さんの所有地の中ですから見つけたお客 様が入っても構わないはずですよ」 毒食らわば皿まで。 どうせ極めるならその秘湯中の秘湯、“隠し湯”まで堪能するべきだろう。 「混浴ってことらしいから貴方たち探してみたら?あぁ、もちろん見つけたら後で私 にも教えて頂戴ね」 と、麗香は振りかえってにっこりと微笑んだ。 【ライターより】 野生動物込みの混浴露天風呂探しに挑戦してみませんか?1人でまったり動物たち と過ごすも良し、友達カップルと一緒に過ごすも良しです。 お気軽にご参加下さい。 |
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【共通ノベル】 一見して、その温泉宿は異彩を放っていた。 富士の裾野と言う場所にありながら、何故か中華系の建物であり、こうやって目の当たりにした今でもここが温泉旅館であるとは信じがたい。 温泉宿と言うと和風のものだという思い込みもあるのかもしれないが。 だが、あの高峰心霊学研究所の高峰沙耶(たかみね・さや)の所有物件であるそれがそこいらの単なる温泉と同じであるわけがない。 真名神慶悟(まながみ・けいご)は密かに『蓬莱館』という温泉旅館について何か情報がないかと都内の某大型書店や図書館にまで足を運んでありとあらゆる温泉ガイドなどの本を調べたが全く載っていないし、マニアなら知っているのではないかとインターネットでまで調べてみたが全くその名前は知られていなかった。 それが、探しに探した結果、東京でも有名な古書店が並ぶ古書街の一角で『蓬莱』の名のつく温泉の記述が見つかった。 だが、それはその古書街の中でもすでに非売品である軽く1世紀近く前の古びた本の中にあった。 ―――やはりどうも単なる温泉旅館ではないようだな…… それに『蓬莱館』とう旅館の名前。 蓬莱山という、渤海の遥か東方にあるという不老不死の妙薬があると言われている三神山の一つから来ているのであろう。 そう考えると、高峰が戯言のように口にしていた、 「昔から浸かると不老長寿がかなうと言われているわ」 という言葉も単なる戯言でも軽口でもないのではないだろうか。 しかも、これだけ大きな旅館だというのにおかしなことにこの温泉に来て最初にオーナーである高峰をはじめ、彼女の招待客たちを迎えてくれた蓬莱という少女以外の従業員を誰一人として見かけていないというのだ。 部屋に荷物を置いて、改めて蓬莱館の外観を眺めていた慶悟の背後から、 「ホントに独りで居るんですね、師匠ってば」 という声が飛んで来た。 振り向くと案の定、陰陽師である慶悟の押し掛け弟子の夕乃瀬慧那(ゆのせ・けいな)が友人の丈峯楓香(たけみね・ふうか)と共に現れた。 2人はすでに、それぞれ蓬莱館で着用するこれまた中華風の浴衣に着替えていた。 「なんだ、随分早く着いていたんだな」 まるで妹の晴れ姿を見るような目で慶悟は慧那の浴衣姿を見た。 「えーと……」 妙に口篭もる慧那に楓香が面白そうな顔をして2人のやり取りを眺めている。 慶悟は慧那に温泉に誘われていたのだが、当然それを受け入れられるわけがない。ただでさえ、極一部ではバレンタインのお返し代わりに慧那のリクエストで一緒に遊園地に行ったのを目撃された為にロリコンの嫌疑をおもしろ半分にかけられていたのだ。 そんな不名誉かつとてつもなく不本意な噂をたてられない為にも、行動にはくれぐれも気をつけなければいけない。 そんな理由もあり、慶悟は、 『慧那は友人と一緒に行くといい。俺は独りで寝ながら行く』 と、温泉行きを否定はしなかったが同行は断ったのだが。 実は、ほんの少しではあるが、断ったのは、どうも最近慧那とその友人と同じ調査に行くことが多く保護者じみてきた自分のリフレッシュしたい気持ちがあったということも否定できない事実ではあるが。 だからこそ、休暇を取って同じく蓬莱館に来ていた月刊アトラスの編集長碇麗香が、その秘湯混浴露天風呂の話を聞いた慶悟はその露天風呂への興味を示した。 秘湯というからには、そこに辿りつく人間は少ないということだろう。 『混浴』という響きが些か厄介だが、まぁ、それも露天風呂へ行くことを覚られず、独りで探して独りで入れば問題はない。 ―――いや、何がなんでも独りで入る。飲酒する傍に未成年を置くわけにはいかないからな。 立派な大人の配慮だ―――と、ひとり頷く姿は大義名分というよりは寧ろ立派な言い訳だという自覚は全くはなかった。 ■■■■■ 同じ部屋に並んだ布団にもぐり込んだ楓香は、 「やっぱりね」 と言って慧那を見て笑っていた。 「もう、そんなに笑わなくたって良いじゃない!」 この旅館に来る電車の中で、慧那は慶悟が独りで『蓬莱館』ね行ってしまったのを薄情過ぎると楓香に訴え、絶対に一言言うんだと息巻いていたのだが、楓香の予想に違わず、本人を目の前にしてしまっては結局何も言えず口篭もってしまっていたさっきの様子を思い出して笑っているのだった。 「ねぇ、それより慧那ちゃん、碇さんが言ってた『混浴露天風呂』の話本当だと思う?」 ついさっき女湯であった碇麗香がこの『蓬莱館』の裏の森の中に動物も来るという混浴の露天風呂があるという噂を聞いて、蓬莱館の従業員である蓬莱に確認したところ本当に存在するという。 「混浴露天風呂かぁ。わざわざ『混浴』ってついているって事は混浴が公認なわけだから、恥ずかしがる必要はないって事よね」 でも、お猿さんくらいならいいけど変なおじさんとか会ったら嫌だよね―――と慧那は見当違いな事を言う。 「でもさ、なかなか見つからないって言うらしいし折角だから探しに行ってみちゃわない?」 麗香から話しを聞いた時から実は密かに行く気満々だった楓香は一人では心細かったので慧那を唆すのに必死だった。 「ねぇ、師匠も誘って良いかな?」 「え、真名神さん!?」 「うん、ほら、女の子2人だったら、師匠も男女2人っきりになるわけじゃないし、安心して来る筈でしょ!」 それが逆効果になるかもしれないとは慧那は全く考えていないようだ。 「まぁ、水着着ても良いんだけどぉ」 お菓子ゲームなどがいっぱい詰まった楓香の鞄には温泉には邪道だと思ったが念の為に水着も入れてきていた。 もちろん楓香は抜かりなく慧那にも水着を持って来るように指示していたのでそういう点では心配はないのだが、 「うぅん……」 さすがに2人っきりじゃないとは言え男の人と露天風呂に入る決心をするには、抵抗がある楓香は即答できずに居た。 「あのね、いつも師匠と会う時はね勉強とか修練とかだから、個人的な話って殆どしないし……温泉でのんびりしてる時とかだったら楽しく話しが出来るかも知れないでしょう?」 慧那はお泊り会のような独特の雰囲気もあるせいか、日頃不安に思っていたことを楓香に打ち明けた。 それを聞いた楓香は、決心した。 「わかった! じゃ、慧那ちゃんのお師匠さんも一緒に混浴温泉探しに行こう! 見つけて一緒に入っちゃおう! 大丈夫、水着もあるし」 「ホント!? ありがとう、楓香ちゃん!」 慧那は置きあがって楓香に抱きつく。 「け、慧那ちゃん、苦しいって」 もちろん、楓香としてはもっと慶悟と親しくなりたいという慧那の気持ちを汲んでの決断であった。 その裏には慶悟もこの温泉に来ると聞いた時から、物凄くお師匠様に傾倒している慧那にしてみれば、自分はもしかしてお邪魔かなぁとは自分でも少し思っていたせいもあった。 ―――でも、二人の陰陽師にくっついて何かするのを見てるのも面白いかも。 という期待もあるのだが。 「さ、そうと決まれば今日はもう遅いし……明日さっそく秘湯探しに誘ってみよう」 しかし、そうそう思い通りにいくはずもなく――― 「えぇ、もうとっくに出掛けちゃった!?」 慶悟を誘いに部屋を尋ねてみれば、すでに慶悟は外出した後であった。 「どこに行くか聞いてませんか?」 慧那が蓬莱にそう尋ねていると、そこに麗香が通りかかった。 「あら、貴方たちも昨日の『露天風呂』を探しに行くの?」 「貴方たち“も”ってことは他にも誰か行ったんですか!?」 「えぇ、1時間ほど前に真名神君が持参した日本酒を持って出掛けていったわよ」 2人は同時に顔を見合わせて、 「麗香さんありがとう!」 と言うが早いか、慌てて蓬莱館を出て行った。 「……元気ねぇ」 自分が唆しておきながら、麗香は2人の後姿を見てそう呟いた。 ■■■■■ 時間は少し遡る――― 慶悟はいつになく早く起きてひとり森へ向かった。 本当ならもう少しゆっくりしてから探すつもりだったのだが、状況が変わったと慶悟が知ったのは昨夜遅く、部屋に備え付けの冷蔵庫にあったビールをすでに飲み尽くした慶悟がロビーの自動販売機へ向かった時のことだった。 「しかし、何度見ても似合ってないな」 蓬莱館は外装ばかりでなくロビーなどの内装も中華系のため、自動販売機が違和感を放っている。 しかし、違和感とビールの味は当然関係ない。 とりあえず、3本のうちの1本をその場で開けて口をつけた慶悟だったが、そこにどうやら慶悟同様なのか麗香が現れた。 そして、そこで聞いてしまったのだった。麗香が例の温泉の話しを慧那と楓香に話したということを。 そこで、慶悟は早い時間に温泉に行き、さっさと堪能して旅館に戻る為に、こうして普段ならまだまだ寝ているであろう時間に温泉探しに出発したのだった。 とにかく、今回は時間との勝負である。 時間をかければ、それだけ危険が増すというものだ。 慶悟は、早々に温泉を見つけるべく森の中、広範囲に渡って式神を打った。 たかだか天然の露天風呂を探すためにそこまでするかという疑問が浮かばないわけではないが、慶悟にとっては死活問題だ。 そして、かなりの数の式神を放ったおかげで、慶悟は早々と噂の露天を発見した。 「ここだな」 それまでは鬱蒼とした木に囲まれて空すら見えなかった薄暗い森だったが、その中にまるで空洞のように木が抜けている場所があった。 何故かそこには大きな一枚岩に穴が開いている。 そして、一方だけが切り立った高さ2メートルほどの岩の壁になっていて、その岩壁の亀裂からお湯が噴出し一枚岩を削って、くっつけば人が2、3人入れる穴になったようだ。 見ると、先客の猿が居たが、人間の気配に気付いて、猿はあっという間に森の奥へ逃げていってしまった。 「まぁ、いきなり襲い掛かってくるような凶暴な猿でなくて良かったな」 誰に聞かせるわけでもなく、慶悟は湯を前にそう呟いた。 まず、慶悟は森の中に温泉探索に打っておいた式を呼び戻す。 そして、その上で、この湯の近辺に人払いの為の結界と、更に見張りの為に十二神将を配した。 敵より何より身内を見張るというのもアレな話だというのは、慶悟も判っていたがなにしろ背に腹は代えられない。 「これで大丈夫だろう」 ここまですれば自分が温泉を出て結界と見張りを解くまで森に入ることは出来ても温泉まで辿りつくことは困難のはずだ。 大人げないといえば大人げないが、その点に関しては彼の最近の不運というか不幸というか―――それを考えると同情の余地はあるだろう。 慶悟は万全の準備を整えて、さっそく持参した日本酒を片手にひとり優雅に森の中の露天風呂を楽しむことにした――― 一方、その頃ようやく森に着いた楓香と慧那といえば――― 「もー! 何処よココ――――!!」 森に入ったはいいがいつまでたっても見つからない温泉に楓香は思わずそう叫んだ。 だがその声は森の奥へとすい込まれてしまうだけである。 慶悟を追いかけて来たは良いものの当然追いつけるはずもなく、結局2人は温泉を探すために森の中をさ迷っていた。 温泉を探すための作戦は―――ない。 2人は自身の勘だけを頼りに闇雲に森の中を捜していた。 何故そうなったかといえば、2人とも温泉を見つける術が勘に頼るしかなかっただけのことである。 慧那の実力では式神を使って温泉を探すことは出来なかった。 以前に比べれば紙の式神たちも色々出来るようになったし、毎日少しずつ式用の紙人形を作るようにしていたので枚数はそれなりにあった。 だが、慧那にはまだそんなに数多くの式神を打つことは出来ないし、それに何より慧那の紙人形の式では探しまわっているうちに木に引っかかったりして破れるか、それとも式神たち自身が迷子になってしまうかのどちらかがオチだろう。 かといって、楓香の能力はこういった場合には全く役に立たない。 たたないどころか、ここで楓香が能力を使えば逆に森全体が巨大お化け屋敷状態になるのは目に見えている。 しかもこの場合、被害者になるのは楓香の隣に居る慧那だけだろう。 思わずそんな事を予想してしまい、慧那は身震いをした。 「ねぇ、楓香ちゃんなんだかおかしくない?」 「そうなんだか同じようなとこばっかりぐるぐるしているような気がするんだけど……」 そう言われたが、方向感覚が不自由というかあまり得意でない楓香は全く判らない。 そこで、またさっきの絶叫に戻ることになる。 「ねぇ、慧那ちゃんもっと高い場所から見たら見つかるんじゃない?」 「それいいかも!」 楓香の思いつきにすかさず慧那も賛成する。 「さすがに木には登れないしなぁ……」 2人は頭を抱えた。 うろうろと悩みながら歩いていると、2人はいつの間にかだんだん足元が上り坂になっていることに気付いた。 「このままいったら、もうちょっと高いところに出るかもしれないよね?」 「あ、じゃあ、先に式神にこの先に見晴らしが良い場所がないか探させようか?」 それくらいなら大丈夫!―――と、慧那は張りきって式神を放った。 そして待つこと数分。 得意満面な顔で―――とはいっても紙の式人形なので表情はないのだが―――式神が戻ってきた。 クイクイと、慧那の靴の紐を引っ張る。 「こっちに来いって言ってるみたい」 慧那と楓香は式神の後に着いて行った。 ■■■■■ 温泉のお湯で、ぬる燗にした日本酒をちびちびとやっていた慶悟の耳に何かが届いた。 「……動物の声か?」 ただ、今までの経験から何やら嫌な胸騒ぎがした。 ―――ここらが引き時か? これだけおとなしく飲めれば充分だろうか……そう、慶悟が逡巡した。それが命取りになるとも知らずに。 次の瞬間、 「キィ、キィ――――ッ」 先ほど慶悟の姿を見て逃げていった猿が仲間を引き連れて戻ってきた。 猿の不穏な気配を感じた慶悟は見張りの為に配置していた十二神将を呼び戻す。 猿は式によって早々に退治された。 「やっぱり、ここらで戻るとするか」 とりあえず、充分に温泉も酒も堪能したことだし―――と、彼なりに納得して温泉を上がったがいいが…… 「ん?」 なにか舞い落ちてきて慶悟の塗れた前髪に張り付いた。 「雪―――なわけないが……」 そういって慶悟は前髪についたそれを指先で摘む。 雪にしては大きなそれは、白い紙の切れ端だった。 「紙?」 そして、 「きゃぁぁぁぁ―――!」 悲鳴と同時にドボン!と音がしてお湯が軽く跳ねあがった。 その悲鳴は聞き覚えのある声で…… 振り向くとそこには水浸しならぬお湯びたしになった慧那と楓香。 そして、まだタオルを巻いたままの状態の慶悟。 気まずい沈黙が流れる。 互いに驚きを隠せない顔のまま硬直していた3人だったが――― 「いゃぁぁぁぁぁ――――」 目が合った途端、そう叫んだ慧那の声と一緒にお湯の大きな塊が慶悟目掛けて飛んで来た。 なんとか直前に結界を張ってお湯爆弾を避けた慶悟だったが、 ―――悲鳴をあげるのは俺の方だろう…… と思ったのは無理もない。 「ちょっと高いところから見下ろしたら温泉見つかるかなぁと思って……」 楓香と慧那の2人が式神に案内されるまま連れていかれたのは、丁度この岩壁の上だった。 そこで足を滑らせた楓香を助けようとしてもろとも慧那も一緒になって落ちてしまったのだと2人は、自分たちが目を閉じている間に着替えた慶悟にそう説明した。 「……」 よもや上から来るとは思わずに周囲にしか人払いの結界を張っていなかったのが今回の敗因らしかった。 ■■■■■ 結局その後、人払いの結界と見張りの為の式神を配して、慶悟は1度蓬莱館へ戻り麗香にお湯でずぶ濡れになった2人の着替えを依頼したうえ、結局着いて来た麗香と慧那、楓香が露天風呂を堪能しているあいだ中、結界の外で待たされることとなった。 「っくしゅん! っくしゅん! っくしゅん!」 果たして慶悟が立て続けにくしゃみをしたのは、湯冷めした為なのかそれとも何処かでまた良からぬ噂話をされているからなのか――― FIN □■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□ ■ 登場人物(この物語に登場した人物の一覧) ■ □■■■■■■□■■■■■■■■■■■■■■■■■■□ 【整理番号 / PC名 / 性別 / 年齢 / 職業】 【0389 / 真名神・慶悟 / 男 / 20歳 / 陰陽師】 【2521 / 夕乃瀬・慧那 / 女 / 15歳 / 女子高生・へっぽこ陰陽師】 【2152 / 丈峯・楓香 / 女 / 15歳 / 高校生】 |
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【個別ノベル】 【0389/真名神・慶悟】 【2152/丈峯・楓香】 【2521/夕乃瀬・慧那】 |
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